新型コロナ陽性者発生に伴う対応について
令和3年5月31日(月)、当院の入院患者1名に新型コロナウイルスの感染が確認されました。
19日(水)の当院での感染者発生以降、入院患者への継続したPCR検査の実施により確認された5人目の陽性者となります。
潜伏期間が比較的長期化しているため、当院としては引き続き入院患者に対する経過観察を継続してまいります。
陽性者は感染症法による県のルールに基づき、適切な対応施設へ受け入れていただきました。
相次ぐ感染者の発生でご心配をおかけしますが、現在、保健所の指導も仰ぎながら全力で感染拡大防止に取り組んでいるところで、現時点の対応状況は、下記のとおりとなっております。
当院では、罹患された方の一日も早いご回復をお祈り申し上げますとともに、引き続き患者様及び職員の健康状態の確認と感染対策を徹底し、安心して受診いただける地域の医療機関として使命を果たしてまいる所存ですので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
【新規対応状況】
・退院について、十分な安全確認を行うまで一時停止します。原則として2週間経過を目安として、退院時PCR検査(NEAR法)を実施した結果で判断します。
【継続対応状況】
・新規入院患者の受け入れを一時停止します。安全確認に十分な時間をとる必要がありますので、入院受け入れ再開の時期は改めてお知らせします。
・保健所の指導のもとで、PCR検査(NEAR法)の継続検査を進めております。
今朝実施したPCR検査では、患者12名、職員1名のうち、陽性となった患者1名を除く12名は陰性でした。(更新)
・2階の対象病棟の消毒は、職員により完了しております。(更新)
・2階デイルームの使用は当分の間中止します。
・保健所との協議の結果、隔離を含む感染対策にて安全が確保されていると判断されたため、外来は通常どおり診療を継続しています。
・病状に特段変化がなければ電話再診による処方もご利用いただけます。
・新型コロナワクチン接種は予定どおり実施しています。
当院病棟内で確認された事例のみ発表しております。
市内での陽性者の確認状況(岐阜県発表情報)はこちらでご確認いただけます。
令和3年5月31日
国民健康保険 飛騨市民病院
病院長 黒木 嘉人