委員会活動

委員会などの活動について

飛騨市民病院では、様々な職種の職員が連携したチーム医療によって、より良く暖かな医療の提供を推進しています。

緩和ケアチーム

飛騨市民病院では、平成18年に緩和ケアチームを発足、翌年には緩和ケア外来を開設して、住み慣れた地域で安心して最期まで人生を全うするためのサポート体制を整えています。

また、市民の皆様に緩和ケアを知ってもらうために、年間2回のペースで緩和ケア新聞を作成し、情報発信を行っています。

緩和ケアをより身近に感じていただき、いざという時には当院緩和ケア外来までご相談ください。

最新号およびバックナンバーを公開しておりますので是非ご覧ください。

【最新号】緩和ケア新聞51号 (令和6年2月号).pdf

↓バックナンバーはこちらからご覧ください。↓



NST委員会

NST(Nutrition Support Team)とは、患者様に最適な栄養管理を提供するために、医師や看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士などで構成されたチーム医療のことです。当院では入院中の患者様だけでなく、在宅で療養されている方も対象とし、栄養管理だけでなく嚥下障害や褥瘡などの皮膚トラブルへの対策についてもチームで検討し活動しています。

栄養チーム

栄養サポートチーム専門療法士を中心に活動し「栄養サポートチーム加算」を取得しています。低栄養の患者様を対象に栄養状態の改善、ADL(日常生活動作)の向上を目的とし介入しています。毎週金曜日にカンファレンスと回診を実施しています。


褥瘡チーム

日本褥瘡学会認定看護師を中心に活動し褥瘡、MDRPU、スキンテアの治療、予防に力を入れ、多職種でベッドサイドに訪問し処置、ポジショニング等を検討します。薬剤の観点からはフルタ・メソッドを取り入れた外用薬治療、栄養の観点からはコラーゲンペプチドなど皮膚の正常化を促す栄養剤を使用、除圧では理学療法士による患者様一人ひとりに合ったポジショニングを提案し実施しています。


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嚥下チーム

嚥下機能が低下している患者様に対し、VE検査(嚥下内視鏡検査)、VF検査(嚥下造影検査)による嚥下機能評価を行います。安全に美味しく、楽しく食事ができるように嚥下学会分類に基づいて作成した食事の選択や、嚥下機能障害に適応したリハビリテーションを行います。また、嚥下機能障害があっても安全に食べられる姿勢「完全側臥位法」を実施しています。毎週木曜日に嚥下機能検査、カンファレンスを行い、多職種で評価し検討を行います。入院患者様だけでなく、外来や在宅、近隣の施設にも出向き検査を実施しています。2021年からクリニカルパスによる「嚥下強化リハビリテーション入院」を導入しました。


患者様・ご家族へ

最近むせるようになった、食べる量が減った、体重が減った、誤嚥性肺炎を何度も繰り返すなどの嚥下障害でお困りの方は気軽にご相談下さい。嚥下強化リハビリテーション入院(2週間~)による嚥下機能改善に向けた当院独自のプログラムを用意しています。
~予約方法~
詳しくは当院の地域連携室までお気軽にご相談ください。


完全側臥位法について詳しく知りたい方

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