委員会活動

委員会などの活動について

飛騨市民病院では、様々な職種の職員が連携したチーム医療によって、より良く暖かな医療の提供を推進しています。

身体的拘束最小化チーム

1.身体的拘束最小化に向けた当院の取り組みについて

【院長 工藤 浩】
当院は、患者様一人ひとりの尊厳と権利を重視し、その人らしい生涯を過ごせるよう支援することを医療・介護の基本姿勢としています。
身体的拘束は、患者様の安全確保を目的としてやむを得ず行われる場合がある一方で、身体機能の低下、精神的苦痛、尊厳の損失など、患者様に大きな影響を及ぼす可能性があります。そのため当院では、身体的拘束を「原則として行わない」ことを基本方針とし、院内全体で身体的拘束の最小化に取り組みます。
やむを得ず身体的拘束を検討する場合には、切迫性・非代替性・一時性の要件を慎重に確認し、多職種で協議したうえで、必要最小限の範囲・期間に限って実施します。また、実施中も解除に向けた検討を継続し、患者様・ご家族への丁寧な説明と記録を徹底します。
今後も、身体的拘束最小化チームを中心に、定期的な院内巡回、職員研修、事例検討、実施状況の把握と改善を行い、患者様の安全と尊厳を両立できる医療・ケアの質向上に努めてまいります。


【看護部長 荒家 千夏】
患者様の尊厳を守り、安心できる療養環境を提供するため、院内全体で身体的拘束の最小化に取り組むことを宣言します。
身体的拘束は、心身の機能低下を起こすだけでなく、人としての尊厳を著しく傷つける行為です。「安全のため」「転倒予防のため」という理由で、安易に身体的拘束に頼ることは私たちが目指すべき医療の姿ではありません。私たちは、単に「縛らない」ことを目指すのではなく、患者様の行動や背景にある理由や困り事に目を向け、環境の調整やケアを工夫することで解決できるよう専門性を発揮し組織で取り組んでいきます。

 

身体的拘束等最小化のための指針

 

2.身体的拘束の実施状況

当院における身体的拘束の実施割合

 

直近(2026年8月現在)の身体的拘束の実施状況は以下のようになっています。

病棟全体:0.64

地域包括ケア病床:0.56%

 


※身体的拘束の実施割合=直近3か月間の入院料算定日数のうち、身体的拘束を実施した日数/直近3か月間の入院料算定日数
 基準値:15%以下(地域包括ケア病床の目標値は3%以下)




緩和ケアチーム

飛騨市民病院では、平成18年に緩和ケアチームを発足、翌年には緩和ケア外来を開設して、住み慣れた地域で安心して最期まで人生を全うするためのサポート体制を整えています。

また、市民の皆様に緩和ケアを知ってもらうために、年間2回のペースで緩和ケア新聞を作成し、情報発信を行っています。

緩和ケアをより身近に感じていただき、いざという時には当院緩和ケア外来までご相談ください。

最新号およびバックナンバーを公開しておりますので是非ご覧ください。

【最新号】緩和ケア新聞56号 (令和8年8月号).pdf

↓バックナンバーはこちらからご覧ください。↓



NST委員会

NST(Nutrition Support Team)とは、患者様に最適な栄養管理を提供するために、医師や看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士などで構成されたチーム医療のことです。当院では入院中の患者様だけでなく、在宅で療養されている方も対象とし、栄養管理だけでなく嚥下障害や褥瘡などの皮膚トラブルへの対策についてもチームで検討し活動しています。

栄養チーム

栄養チームとして活動しています。


褥瘡チーム

日本褥瘡学会認定看護師を中心に活動し褥瘡、MDRPU、スキンテアの治療、予防に力を入れ、多職種でベッドサイドに訪問し処置、ポジショニング等を検討します。薬剤の観点からはフルタ・メソッドを取り入れた外用薬治療、栄養の観点からはコラーゲンペプチドなど皮膚の正常化を促す栄養剤を使用、除圧では理学療法士による患者様一人ひとりに合ったポジショニングを提案し実施しています。


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嚥下チーム

嚥下機能が低下している患者様に対し、VE検査(嚥下内視鏡検査)、VF検査(嚥下造影検査)による嚥下機能評価を行います。安全に美味しく、楽しく食事ができるように嚥下学会分類に基づいて作成した食事の選択や、嚥下機能障害に適応したリハビリテーションを行います。また、嚥下機能障害があっても安全に食べられる姿勢「完全側臥位法」を実施しています。毎週木曜日に嚥下機能検査、カンファレンスを行い、多職種で評価し検討を行います。入院患者様だけでなく、外来や在宅、近隣の施設にも出向き検査を実施しています。2021年からクリニカルパスによる「嚥下強化リハビリテーション入院」を導入しました。


患者様・ご家族へ

最近むせるようになった、食べる量が減った、体重が減った、誤嚥性肺炎を何度も繰り返すなどの嚥下障害でお困りの方は気軽にご相談下さい。嚥下強化リハビリテーション入院(2週間~)による嚥下機能改善に向けた当院独自のプログラムを用意しています。
~予約方法~
詳しくは当院の地域連携室までお気軽にご相談ください。


完全側臥位法について詳しく知りたい方

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