新型コロナ陽性者発生に伴う対応について【追記あり】
令和3年5月28日(金)、当院の入院患者3名に新型コロナウイルスの感染が確認されました。
19日(水)の当院での感染者発生以降、継続したPCR検査で様態観察を続ける中で確認されたものです。
多くの場合、感染から5~6日程度で発症すると言われている新型コロナウイルスですが、これまで複数回実施している検査の結果がすべて陰性であったことを考えると、潜伏期間が比較的長期化している可能性が否定できません。
陽性者は感染症法による県のルールに基づき、適切な対応施設へ受け入れていただきました。
相次ぐ感染者の発生でご心配をおかけしますが、現在、保健所の指導も仰ぎながら全力で感染拡大防止に取り組んでいるところで、現時点の対応状況は、下記のとおりとなっております。
当院では、罹患された方の一日も早いご回復をお祈り申し上げますとともに、引き続き患者様及び職員の健康状態の確認と感染対策を徹底し、安心して受診いただける地域の医療機関として使命を果たしてまいる所存ですので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
【対応状況】
・新規入院患者の受け入れを一時停止します。
安全確認に十分な時間をとる必要がありますので、入院受け入れ再開の時期は改めてお知らせします。
・入院患者と職員に対して順次PCR検査(NEAR法)を進めております。
入院患者40名中、陽性となった3名を除く37名は陰性が確認できました。
・2階の対象病棟の消毒は、職員により完了しております。
・2階デイルームの使用は当分の間中止します。
・保健所との協議の結果、隔離を含む感染対策にて安全が確保されていると判断されたため、外来は通常どおり診療を継続しています。
・病状に特段変化がなければ電話再診による処方もご利用いただけます。
【追記】
外来は通常どおり診療を継続しています。
また、5月31日(月)からの居宅サービス利用者及び80歳以上高齢者への新型コロナワクチン接種については予定どおり実施します。
【令和3年5月28日 22時追記】
職員48名に対し実施したPCR検査の結果は、全員陰性でした。
当院病棟内で確認された事例のみ発表しております。
市内での陽性者の確認状況(岐阜県発表情報)はこちらでご確認いただけます。
令和3年5月28日
国民健康保険 飛騨市民病院
病院長 黒木 嘉人